~「エモいバイク」を伝えたい~
そんな「伝統と革新」がコンセプトの「R18」なんですが、私はこのバイクの魅力を、誰にでもわかるように、BMWがこのバイクを作った意味、メッセージをわかりやすく伝えたいなあって思うんですよね。
「R18」って実はすごくわかりにくいバイクなんですよ。
サーキットですごいスピードで走れるよ、というバイクでもないし、性能・高スペックを誇るバイクでもないし、良さが伝わりにくいバイクなんですね。
BMWからは、「魂で乗れ」とか「エモーショナルなバイク」という発信をしてるんですけど「エモいバイク」と言われても、「エモい」ってすごく感覚的なものじゃないですか。
スペックとか数値的なもので計れない。
「ヤバい」は他と比較して突出してる、っていうことですよね。
でも「エモい」は、自分の中にあるものなので周りに知られにくい、伝わりにくい。
この「R18」の「エモさ」を何とか「見える化」できないかなって思うんですよね。
さっき外で撮影をしてた時にびっくりしたんですが、ちょうど下校時間と重なって、学校から帰る子供たちが「R18」にすごく反応してましたよね。
めずらしい生き物を見るような感じで見てました(笑)
女の子たちが立ち止まって「これ、名前何って言うんですか?」って。
そういう接点がヒントになるのかなって思いました。
私みんな「かっこいいなあ!」って言って見てましたよね(笑)
あまりバイク見たことないのかな。
みんな触りたかったんじゃないですかね。
ちょっと乗せてあげるだけでも体験として忘れられないものになるかもしれないですよね。
私もさっき乗らせてもらったんですが初めてエンジンのスイッチを押した瞬間って多分一生忘れないと思うんですよ。
心拍数はかなり上がったんじゃないですかね。
その「ドキドキ度」っていうスタッツを計ってあげたりしたらより記憶に残るかも知れないですね。
ああ、なるほど(笑)
「胸キュン度」計るの、いいかも(笑)
「空手スタッツ」も、それが正しいやり方かどうかはわからないですけど見た人の頭や体の記憶にちょっとでも残れば、それは取り組みとしてOKなんじゃないかと。
なので「R18」のエモさを伝える方法も手軽にできるやり方があるんじゃないかと思います。
見せるだけじゃなくて、乗ったらこうなんだ、とか、こんな音がするんだ、とかこんな振動なんだ、とか、五感のうちに訴える感覚が増えるほどいいんだと思います。
これは以前提案してボツになったんですけど空手の大会の匂いを作れないか、と。
会場をヒノキの香りを充満させて臭覚に訴えられないかと(笑)
いいですね(笑)
「R18」の匂いって作れますかね(笑)
でも確かに匂いって何かを想起させる力がありますもんね。
脳の奥の動物的な何かに訴えるんですかね。
今日は、スーツをお召しになってて、このシリーズでスーツで「R18」に乗られた方は初めてだったんですがちょっと斬新でしたね。
バックミラーでネクタイを直したりする所作も、あーなんかいいなあって。
バイクってスポーティな恰好、ラフなスタイルで乗るイメージですけど「R18」とスーツ、合うなあって思いました。
他のバイクではちょっと考えにくい。
それを見て、「R18」って日常にあるものなのかなって。
他のバイクって乗るシチュエーションが決まってるんですよ。なので、服装も決まってくる。
日常から飛び出した非日常の世界で乗るものですね。
でも「R18」は日常のものだな、って。日常の中で心が動くものだなって。
BMWがもの作りをやってきて、世界一周できるバイク、世界で一番速いバイクとか、いろいろスペックを極めてきた中で100年後に「ふつう」のものを出してきた(笑)
日常の「ふつう」の生活の中で、どんな服装でも乗れるキュンとなれる、そんなエモさを楽しんでねって。
なるほど。たしかにむずかしいですね。
でも、おもしろいですね。
学校帰りの子供たちも、スーツの男性も何でも受け入れちゃう。
何でも受け入れちゃえるから、逆に「このバイクの魅力はこれ」みたいに説明しにくいわかりにくいものになっちゃうのかなって。
でも笹川さんのお話を伺って、良さがわかりにくいものを可視化する・見える化するってすごくいいヒントをいただいたと思っています。
「空手をDXする」って言ってますけど私がやってることは「デジタル・トランスフォーメーション」だけではないんですよね。
さっきのパブリックビューイングもそうだし。流行っててわかりやすいから使ってるわけで。
「空手をDXするってなんだ??」って思ってもらえればとりあえずはいいんです。
私も「R18 DX担当の佐藤です!」とか言ってみたいな(笑)
競技団体で「DX担当」とかって他にないと思います。
だからわざと言ってる、というのもありますね(笑)
「バイクは武道だ!」
「DX」という言葉を、空手の世界への入口として、手段として使ってらっしゃる。
でも、そこから入るんだけど、その言葉はいつか忘れることはあっても、そこで見たり体験した「空手スタッツ」とか「360度動画」とか「パブリックビューイング」はちゃんと頭や体の記憶に残りますよね。
なので、インストアライブでも何かおもしろいものを見ていただいたり、やっていただく「体験」ができればいいなと思います。
お客様も、せっかく来ていただいたわけですし、「空手道」の何かが記憶に残るようなこと、バイク好きの方にとってもお役に立つような何かを持って帰っていただけるようなそんなことができるといいですよね。
バイクって力を抜いて乗るものなんですけど力を抜くのってなかなか難しいんですよね。
何かそういう鍛錬って空手の中にありませんかね(笑)
ちょっと空手経験者に聞いてみます。
会場にも来てもらって、バイクに乗る時に役立つ鍛錬法とかやってみますかね?
おそらく通じるものはあると思うので。
「バイクが上手に乗れるようになる正拳突き」とか?(笑)
「寒い日にバイクに乗る寒さに耐えられる呼吸法」とかあるといいなあ(笑)
じゃあインストアライブのタイトルは「バイクは武道だ!」ですね(笑)
楽しみです(笑)