この企画でも、いろんな方といろんなコラボレーションをさせていただいて、
いろんなトライをしてるんですけど、満寿泉さんとコラボって…
お酒とバイクってなかなか相性が難しいところあるんですが…
うーん…飲めないですもんね。飲んだら乗れないし…
でもいろんな可能性は考えられるんじゃないですか?
ただの思いつきだけど、例えばR18のパーツがあるじゃないですか。
それをガラスでフィギュア作ってお酒のボトルの中に入れるとか(笑)
おもしろい(笑) 斬新ですね(笑)
いろんなパーツのアイコンが入ったいろんなお酒を造るの。
そのパーツをラベルにかっこよくデザインしたりして。
きっとやり方はいろいろありますよ。
「R18」っていう日本酒を造っちゃう、っていいなあ(笑)
おもしろそうですね(笑)
そう言えば「カフェレーサー」ってご存じですか?
オートバイでカフェに乗りつけて、エスプレッソ飲みながら、
自分の乗ってきたバイクをゆっくり眺めたり、仲間同士で自慢し合ったりして、
飲み終わったら帰っていくっていう…。
R18って眺めてるだけでもうっとりするんですよね。乗らなくても楽しめる。
お酒を傾けながらバイクを見る、語る、っていうの、
桝田さんのお話を伺ってて思いつきました(笑)
自分の愛車を愛でながらお酒を傾けるっていいですね。
R18には合ってる気がします。
そういう時間を提供するっていうのもいいじゃないですか。
走るだけがバイクの楽しみ方じゃないよ、と。
「R18」っていうお酒を飲みながら、この前走った時のことを思い出したり、
じゃあこんどはあそこに出かけようか、とか、そういう話を友だちと語り合ったり…
軽井沢にいる僕の友人の話なんですが、その家の入口がガラス張りで、
古いアルファロメオのレーシングカーが飾ってあるんですね(笑)
で、それを眺めるためにソファがあってシャンパンセラーがあって、
友人と過ごすスペースになってるんです。
すごい@@
すげーかっこいいんですよ。
そのアルファロメオの赤いレーシングカーの価値とか、僕はよくわからないけど、
見てるだけで何かときめくんですね。
R18もそう。何も知らない人が見ても、おー!って声が出るじゃないですか。
今日の高校生たちも「おーっ!」て見てましたね(笑)
置いておくだけで雄弁に語り掛けてくれるものって、
そうないんじゃないですかね。
その語りを少し加速してくれるお酒がそこにある、
って素敵な空間だな…
300万のオートバイは高いか
「満寿泉R18」はぜひ実現したいなあ…
うちでR18を買っていただいた方にプレゼントして、これを飲みながら
R18に乗った自分を想像して夢を見てください、っていうのにも使えるし…
何せ300万~400万円の高額なバイクなんで…
うん…実は僕はぜんぜん高いとは思ってなくて。
いい自転車が100万とか200万する時代じゃないですか。
これだけのオートバイなんだからもっと高いと思ってたんです。
そうそう。時計とかワインって世界的には値段が上がってるのに、
日本酒ってついていけてないんですね。
オートバイもそうですね…
僕なんか「4合瓶で1700円? なんでこんな安いお酒造ってんの!?」
って言われるんですよ(笑)
日本のマーケットのコアと世界のマーケットで格差が出てきてますかね。
この前、日本酒の某有名ブランドの社長が来たんで、
三浦さんのところ(ねんじり亭 EPISODE13 刺身×R18)でうまい刺身を食わせて、
その後、口岩くんのところ(口岩 EPISODE12 蕎麦×R18)で蕎麦を食わせて、
軽くやっつけといたんだけど…
三浦さんの取材の時に突然いらしておっしゃってましたね(笑)
やっつけちゃったんですね(笑)
これはうまい!参った!って言ってたから(笑)
で、そこで互いのブランドのお酒を飲みながら、
「こんなきれいな瓶にこんなにいいお酒詰めて、なんでこんな値段なん?」って。
互いに「安すぎる酒を造ってる悪はお前だ!」
という言い合いをしてて(笑)
われわれ世代が日本酒のあり方を変える責任を持ってるんだから、
生きてるうちに何とかしないとねって。
価値があるものを、自信をもって作ってちゃんとした値段で売る、
それって尊いことですよね…
値段を上げたら今までのユーザーが離れていくんじゃないかっていう
恐怖心はものすごくあるんですけどね。
でも、それがあることで「ああ、いい人生だな」って思ってもらえるような
素敵な時間が過ごせるっていうことを、もっともっとデザインして、
人々にいい夢を見てもらいたいんですよね。
そのためにはどういうことをやろうかって。
ほんと、その通りです…いいヒントいただいたなあ…
やっぱり心躍るようなものがいいんですよね。
「おおおおお!」って声が出るような。
今日の桝田さんの第一声がそれでしたね(笑)
とってもいいお話やアイディアをいただいて、
何か私も勇気が湧いてきました。
それならよかったです。
ずっとここ岩瀬でいろんな方を紹介していただいて、
いろんな美しいものを拝見したり、おいしいものをいただいたりして、
本当にありがとうございました。
いえいえ、こちらこそ。
少しでもこのオートバイの魅力をお伝えする
お手伝いができたらうれしいです。
私たちも、少しでも岩瀬の魅力や桝田さんの思いが
お伝えできたらなって思います。
岩瀬の取材も撮影もこれでおしまいなので、
今日は満寿泉をたくさんいただいちゃおう!