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「伝統と革新」を標榜し今の時代に異彩を放つBMW R18と、
さまざまな領域において独自のスタイルで活躍する18人とのコラボレーション。
Relation18最終回は、フランス料理の伝統をベースに常識を覆す現代的なフレンチを提供して
国内外のグルメをうならせる「カーヴ・ユノキ」柚木栄樹さん登場。
今回は、バイクが大好きな柚木さんの質問攻めから対話がスタートします。
柚木 栄樹カーヴ・ユノキ シェフ
1971年富山県生まれ。富山、東京で修業の後、全日空ホテルで料理長を務める。2009年に富山の食材を生かしたカーヴ・ユノキ開業。「ミシュランガイド北陸2021特別版」で一ツ星を獲得。2021年8月、劇場型フルオープンキッチンにリニューアルオープン。店名の「カーヴ(蔵)」は、ワインカーヴで長期熟成するワインの様にゆっくりと時間をかけて成熟したいとの思いが込められている。
カーヴ・ユノキ https://caveyunoki.com/
佐藤 剛史BMW R 18公式アンバサダー
モトラッドさいたまシティ勤務 BMW認定アクセサリーアドバイザー
家の近所だったから、という理由で入社したものの、すっかりBMWの世界の虜となり、Motorradの世界観をたくさんの⼈々に伝えるべく、様々な活動を展開中。
「オートバイをご購入頂いたお客様には最高に人生を楽しんでいただきたい!」との想いで、オートバイ、車、ロードバイクはもちろん、筋トレ、映画、釣り、キャンプ、歴史探訪、カメラなど、自ら率先して楽しむ1992年9月25日生まれのてんびん座。モットーは「人生を無駄に美しく。」
MOTORRAD SAITAMA-CITY https://www.bmw-motorrad.jp/motorrad-saitama-city/ja/home.html
  • -1. バイク小僧によるバイク小僧のためのR18教室
  • -2. カーヴ・ユノキ お店作りへのこだわり
  • -3. 富山の食材をさらに目利きして吟味する
  • -4. 天職を見つけたきっかけ
  • -5. 柚木さんの考える「伝統と革新」
  • -6. このお店に来ないと食べられない
    「ユノキ料理」とは
  • -7. BMWのチャレンジ精神から生まれたR18
-1. バイク小僧によるバイク小僧のためのR18教室

バイクって乗られたりしますか?

10代の頃ですかね…
それ以来乗ってないです。
バイクのこといろいろ聞いちゃっていいですか?

何でも聞いてください!
一応「R18アンバサダー」なんで(笑)

これって何kgあるんです?

これだと車重374kgですね

374kg! すごいな…1800ccもあるんだ…

そうなんです。なので片側900ccですね。

これおいくらくらいするんですか?

これで284万円から、ですかね。

あ、そうなんですね。もっとするのかと思った。

これより上のやつで、クルーズコントロール機能とかが付いたりすると、
もう少し価格が上がっていきますが、今日乗ってきたこれは
Roctane(ロクテイン)というモデルですね。
シリーズの中ではシンプルなデザインのもので、メーターをヘッドライトの中に
内蔵させたりして、いちばんスッキリしてるんです。

へー、そうなんだ!
たしかにシンプルでかっこいいいですね!

じゃあまたがっていただいてエンジンかけてみましょうか。

おおおおおお!
すごい振動!

走ると少し落ち着きます。

うわー!すごい!
これはすごいなー!
実際に走ったらめっちゃ気持ちよさそうですね!

すごい気持ちいです!
80~90km/hぐらいで走るのがめっちゃいいんですよ。
あまり飛ばさずに走るタイプのバイクなんですよね。

うわー、かっこいいい!

もっとアクセル開けてもらうと…

おおおお!すげー!
すごいですね!
馬力はどれくらいですか?

馬力はそんなにないんですよ。
でもトルクがすごくて2,000回転くらいで最大トルクに入ります。
シーソーペダルなんで、かかとで踏んでシフトをアップ・ダウンするんです。

あーそうなんですね。
それはラクだわ。

寒い時はグリップヒーターも付いてるんですぐ温かくなりますし。

1回給油してどれくらい走るんですか?

400kmちょっといけます。

そんな走るんですね…へー…

80km/hあたりで巡行すると25km/Lくらいですね。
街中でストップアンドゴーが続くと15km/Lくらい。

なるほど。

モードの切り替えも付いているので、雨が降ってきた時は
雨用のモードにするとアクセルの出力がすごく穏やかになるんですね。
走り出した後に滑ったりしないように。

そういう安全機能も付いてるんですね。

安全機能にすごくおカネをかけて、最新の機能が付いてるんです。

そのへんは最新で、見た目はクラシカル、か…
なるほど…

このバイクのテーマが「伝統と革新」なんですが、
伝統的なエンジンを採用してるんだけど中身は革新的にしてみようと。

そうなんですね。へー!
この横に出てるのがエンジンですか?

このエンジンが本当にすごいんですよ。空冷OHVです。
DOHCが主流の時代なのに昔からずっとOHVだったんで。
ハーレーですらやめたのに時代に逆行してるっていう(笑)
パッと見、左右同じに見えるんですが実は若干違うんですよね。
非対称でちょっとずれてるんですよ。

あ、本当だ。こっち(右側)の方がちょっと高いんですね。
いや、すごい…びっくりしました。
フェンダーもすごいきれいですね…
みんなが言うように、これは欲しくなるわ…

このバイク全部で5種類あるんですけど、このRoctaneというモデルは
世界の中でも販売台数は日本がいちばんみたいです。

なぜだろう…日本人好みなのかな?

ちゃんとタンデム(二人乗り)できるんですけど、
ここ(タンデム用ステップ)って1枚の鋳物で補強してるだけなんですよ。
強度が本当にすごいので。
ハーレーのカスタム屋さんに出してはずしてもらったら感動してました(笑)
アメリカのメーカーじゃこういうことできないよって。さすがドイツだねって(笑)

でもデザインがきれいですね。いやー、ほんときれい。

デザインがんばってるんで。
全部ブラックアウトしててメッキもブラックになってるのはこの車両だけなんですよ。

資料のお写真とかいろいろ見させてもらったんですけど、
実物はぜんぜん違いますね。

写真だとわからないですよね。実物は本当にかっこいいいです。

これは何ですか?

ドライブシャフトです。
オープンになってるんで、走ってるとここがクルクル回るんです。

なるほど…

すごいかっこいいんですけど走ってる時には見えないんです(笑)
あと、このフロアボード、足が超ラクなんですよね。

いや、ちょっと想像以上にびっくりしました…
やっぱ実物を見てみないとですね。

まあでかいですよね(笑)

大きいのとデザインがかっこいいのにびっくりしました。
すごいかっこいいい。
もうちょっと武骨な感じなのかなって思ってたんですが…

けっこう流線形なんですよね。

このへんのすーっとしてるとことか
何かね、このへんのタンクからのラインとかもね。

ティアドロップといって、わざとこういうカタチで
ラインが下がっていってるんですね。

美しいなあ…ほんとに…かっこいいいですね!
ぜんぜんボテッとしてないし…

むしろシュッとしてますね。

ずっと見てられますね…

ハンドルを変えると普通はブレーキホースも変えなきゃいけないんですけど、
ここで切ってるんで、長さを変えればハンドル替え放題ですよ。

はいはい…なるほどなるほど…
ライトも最新なんですよね。
これもかっこいいなあ!

LEDヘッドライトですごく明るいんですよね。
BMWの中ではヘッドライトPROという名前なんですけれども、
アクティブヘッドライトなので、車体が傾くと自動的に照射が変わるんです。
左に傾けると左側がパッと光る。

へー!ちょっとびっくりしました…
思った以上にはるかにかっこよくて…
いいバイクですねー!
いやこれはいいわー!

そろそろお店のことや柚木さんのことを
お伺いしていいですか?(笑)

ああ、すみません、そうでしたね(笑) 
どうぞこちらです。

-2. カーヴ・ユノキ お店作りへのこだわり

あー、素適な暖簾ですね。すごい長い…

そうですね。通りかかると中があまり見えないような、
でも、あれ?何があるのかな?みたいな感じですね。けっこう計算した長さです。
今は木綿ですが夏バージョンは麻100%にしてます。

お店作りってそこまで計算するんですね…

そうですね。切れ目を4つにするか3つにするか、とか…

この光沢の感じがすごい高級感ありますね。
これは実物見ないとこの良さはわからないな(笑)
ではお店の中におじゃまして…
うわ、すげー!

劇場型って言うんですかね。
オープンキッチンです。

すごいですね…

夜だったらもうちょっとライトを落として
暗い感じにするんですけど。

このソファーって何のために用意されてるんですか?

ウエイティングスペースですね。
最初にお客さんに入っていただいた時に、
まずここでお茶かシャンパンを飲んでいただいて、
ちょっとゆっくりしてからあちらの席に移って
お料理を楽しんでいただく感じです。

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